2014年2月1日土曜日

急性捻挫にはアクティベータ・メソッドがとても効果的!

64歳、女性の患者さんが、足を引きずって来院。その日の朝9:30頃に、室内を歩行中に段差で足を踏み外し負傷したとこのこと。足根中足指節関節(リスフラン関節)に向けて中足骨に軸圧を加えると、その関節部に痛みが生じる。中足指節関節部を触診すると強い圧痛を伴う。負傷後、5時間程度経過しており、多少の腫脹は認められるが、骨折の際の腫れではないことが予測できた。

足関節や足指関節の自動運動は運動時痛のためにかなり制限がある。負傷を受けた周辺の関節への他動運動も慎重に行いながら検査を行った。治療では最初にアクティベータ・メソッドのプロトコルに基づいて、下肢、骨盤、脊柱の調整を行い、足関節周辺の調整をアクティベータⅤで行った。特に圧痛が強いリスフラン関節周辺には指を添えてアクティベータⅤによる振動刺激を加えた。治療中、検査の際には関節を動かす程度によっては痛みが伴っていたが、アクティベータⅤによる調整刺激ではほとんど患者さんには痛みがなかった様子。

患者さんに負傷した瞬間をイメージしてもらうと、陽性反応が示されたので、トラウマによる緊張の治療も心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で施した。治療直後には痛みが完全にとれないし、歩行も引きずる感じではあったが、明らかに改善が見られた。6日後には海外旅行に出かける予定があるとのことで、それまでに治したいとの意向。それまでに毎日でも集中して治療されることをお勧めした。

翌日、普通に歩行できるようになって来院された。リスフラン関節周辺にやや腫脹があったが自動運動もかなり改善されていた。初回と同様にアクティベータⅤで調整した。関節の可動範囲もかなり改善された。このような急性の捻挫の患者さんには、アクティベータ・メソッドは即効的な治療効果を示してくれる。特にこのアクティベータⅤは、圧痛の強い捻挫を生じさせた関節にも振動刺激をスムーズに加えて適切な調整ができる。今回の患者さんは、捻挫してその日に来院していただいたので、その分、治りも早いだろう。

Metatarsophalangeal joint sprain with ActivatorⅤadjustment.
64 years old female had a metatarsophalangeal joint sprain.  She came in to our clinic with pulling her leg with strong pain. After one t
reatment with Activator V, she was able to walk normally in next day.  She got quick a result with Activator V adjustment.  Activator V is very effective with smooth adjustment in acute joint sprain!

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