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2016年3月31日木曜日

2型糖尿病で数値の改善


【経緯】

病院でⅡ型糖尿病との診断を受け、投薬治療を受けており、今回、インシュリン注射を受けたほうがいいと勧められたとのこと。どうしてもインシュリン注射の治療を受けたくないのでということで来院。患者は以前、腰痛とフワフワ感を訴えて当院を受診、膵臓の反応点で、毎回誤作動反応を示していたので、腰痛などの症状と合わせて膵臓のホルモン系の機能障害の治療も行っていた。当院に通院されながら、病院での投薬も受け、病院での検査結果もある程度落ち着いたので当院での治療を中止。9か月後、病院での投薬は継続していたが、血糖値、並びにヘモグロビンA1cの数値がインスリン注射の治療を受けなければならない数値に上昇しているとのことだった。

【初回】

〔PCRT目安検査〕
  • 臓器反応点:膵臓と脳下垂体(前頭部)にて陽性反応

〔PCRT・EB特定検査〕 *EB=エネルギーブロック
  • 膵臓臓器反応点→陽性反応→「復讐心」→趣味で自己満足している自分自身に対して→PCRT呼吸振動法→陰性反応
  • 膵臓臓器反応点→陽性反応→「自省心」→自分で自分のことを反省→PCRT呼吸振動法→陰性反応

施術終了

【2回目:3日後】

〔PCRT目安検査〕
  • 臓器反応点:膵臓と脳下垂体(前頭部)にて陽性反応

〔PCRT EB特定検査〕 
  • 膵臓臓器反応点→陽性反応→「慈悲心」→自分自身に対して姉として可愛そう→PCRT呼吸振動法→陰性反応
  • 膵臓臓器反応点→陽性反応→「信仰心」→姉としてこうあるべき→その信念を持ち続けて得られるものは→「存在感・重要感」→PCRT呼吸振動法→陰性反応
以前にも同じ反応が繰り返されていることを考慮して、もしも、同じ「~べき」で繰り返されているのであれば、思考停止状態になっているで、病気を作りだすバターンも変化しないことが多い。もしも、病気を本質的に改善したいのであれば、心の奥から柔軟性を引き出したほうがいいかもしれないといった内容をアドバイス。信念を変えることで何か失うものはあるのかどうかの質問も加える。

施術終了

【3回目:5日後】

〔PCRT目安検査〕
  • 臓器反応点:前回陽性反応を示していた膵臓と脳下垂体(前頭部)は陰性反応

〔PCRT・EB特定検査〕
  • 筋肉・関節系:頸椎下部のEB→「恐れ」→未来→最も恐れていること→PCRT呼吸振動法→陰性反応
  • エネルギー系:胸椎上部後方の肉外EB→「意欲」→患者認識→PCRT呼吸振動法→陰性反応
  • エネルギー系:胸椎上部後方の肉外EB→「恐怖」→患者認識→PCRT呼吸振動法→陰性反応

施術終了

【4回目:6日後】

〔PCRT目安検査〕
  • 臓器反応点:引き続き前回陽性反応を示していた膵臓と脳下垂体(前頭部)は陰性反応

患者からの報告:血糖自己測定検査でも数値がよくなっているとのこと。

〔PCRT・EB特定検査〕
  • 筋肉・関節系:胸椎上部のEB→「喜び」→患者認識→PCRT呼吸振動法→陰性反応
施術終了

【5回目:8日後】

〔PCRT目安検査〕
  • 臓器反応点:引き続き前回陽性反応を示していた膵臓と脳下垂体(前頭部)は陰性反応
患者からの報告:病院での検査でも、血糖値が下がり、インシュリンの分泌も正常の値を示しているとのこと。ヘモグロビンA1cの値も1~2か月で正常値になっていくでしょうとのこと。

〔PCRT・EB特定検査〕
  • 筋肉・関節系:胸椎中部のEB→「恐れ」→姉として他の兄弟に対する心配→PCRT呼吸振動法→陰性反応

施術終了

臓器反応点の膵臓と脳下垂体での陰性反応が継続しているため、2週間後の施術を提案する。

【考察】

糖尿病の原因として、一般的にいわれるのは栄養バランスや運動不足といった生活習慣が注目されやすい。しかし、最近では、糖尿病とストレスの関係性について語る医師も増えてきているようだ。長年、心身相関を臨床現場で研究している治療者にとって、慢性症状に心の関係性を考慮するのは当たり前のことだと思うが、心と身体を切り離して病気や症状をとらえる医療者が多いのが現実である。糖尿病に限らず、慢性病の多くはメンタル系、すなわち無意識レベルで学習された誤作動記憶が関係していることがほとんどである。その誤作動記憶は、奥に隠れている「~べき」や「~ねばならない」という深い信念が関係していることが多い。本症例の患者も、ご自分が無意識的に信じていた信念が、健康に影響を及ぼしているという認識が深まったため、別の思考の選択肢が生まれたようだ。それがターニングポイントとなり、誤作動記憶が上書きされ、健全な変化へと促されたのだろう。